進学関係 |
@ 視覚支援のある校外模擬試験 A 大学進学の希望動向 B 大学全入時代 |
@ 視覚支援のある校外模擬試験 |
A 大学進学の志望動向 |
西三河地区において、年間3回開かれる「西三河進学指導連絡協議会」では、地区内の高等学校と盲・聾・特別支援学校高等部の進路指導担当、模擬試験業者などの関係者が集まり、大学進学関連の情報交換や、進学指導の課題等について協議を重ねています。 2023年度大学入試における受験人数の概況としては、18歳人口が今年度より更に2万人減少するにもかかわらず、国公立大学は約700人の定員増を予定し、私立大学に至っては約3000人の定員増が行われる予定です。全体の傾向として、主に私立大学において競争緩和の状況が今年度より更に進むと考えられています。 ただし、この地区の多くの高校・高等部で行われているもぎしけん「西三テスト(ベネッセ・河合塾)」の結果と志望動向から、入学難易度の高い愛知県内の私立大学に希望者が多く集まっていることも分かりました。近年のコロナ禍の影響により地元志向が高まり、成績上位の生徒が県内の私立大学も目標にする傾向が高まっていることが大きな理由だと考えられます。愛知県内の私立大学では、南山大学、愛知大学、中京大学が昨年度より志望者数を増やしています。(国公立大学も全体的に志望者数が微増しています) |
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また学部別でみると、医療系統の学部や農水産学部の志望者が増加した一方、語学や国際系統の学部の志望者減少が目立ちました。この傾向についてもコロナ禍の影響が大きいと考えられます。 各高校の進路指導担当者からは、大学に入学すること自体を目的とする生徒が減り、社会情勢や価値観の多様性のもと、積極的に大学・学部を選択する生徒が増えているという報告もありました。本校の大学進学希望者においても、将来就きたい仕事を見据えたうえで、今するべきことは何かを常に自覚し、目標に向けて努力を続けていってほしいと思います。 |
B 大学全入時代 |
今年度 最後の [西三進学指導連絡協議会] において、西三河地区の高等学校、特別支援学校、聾学校、盲学校の進路指導担当者が集まり、2021年度の大学入試に関する協議と、2022年度以降の状況報告が行われました。その中で興味深い入試データが提示されましたので紹介します。 【18歳人口減による大学志願者数の減少】 【私立大学のさらなる定員増】 |
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上記のことを背景に、今後 数年のうちに、すべての大学志願者数は、国公立大学を含めた全大学の定員数を下回ることが予想されています。いわゆる大学の“全入時代”と呼ばれるものです。 |
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