福祉施設利用関係

福祉施設利用関係

就労継続支援A型

① 株式会社テアテル [てあてる鍼灸マッサージ院]
  住所:豊橋市堂坂町47-1
  電話:0532-48-0505
 令和2年度高等部専攻科修了生の進路先の紹介です。
 社名の「テアテル」は、患部に手を当てることにより痛みが緩和する“てあて”が語源となっています。てあてる鍼灸マッサージ院は、就労継続支援A型の施設として、理療を通じた共生社会を目指しているとのことです。
 仕事については、あん摩マッサージ指圧師、はり師、きゅう師のいずれかの国家資格を必要とし、[院内施術]、[デイサービスの機能訓練]、[訪問マッサージ]の3つの現場を担当します。
 勤務時間は、9:00~20:00の間の8時間で、週休2日(日曜定休)。
 基本給は、18万~25万円/月とし、雇用・厚生・労災・健康保険の加入があります。
 通勤手当は1万円まで実費支給され、豊橋駅から職場への無料送迎サービスもあります。
 一般の治療院ではなかなか難しいことですが、勤務時間中であっても、支援員より理療に関する実践的な研修を受けることができます。“利用者を育てる”という、福祉施設ならではの取組みの1つです。国からの助成金が支援の充実にあてられています。
 本校修了生から理療科の在校生へ、メッセージをいただきました。
「将来、本当にしたい理療に就くため、在学時にいろいろな鍼灸院やマッサージ治療院を見学しておきましょう。」
「てあてる鍼灸マッサージ院にも、ぜひ来てください。」
「1日、8時間働くことができる体力と、コミュニケーション力を、在学時にしっかり身に付けてください。」

② 株式会社ウェルビーイング [夢見草]
  福祉サービス提供内容:就労継続支援A型(定員20名)
  住所:岡崎市橋目町字御小屋西207番地
  電話:0564-47-8236

 中学部生徒が、[チャレンジ体験]を行った福祉施設の紹介です。
 夢見草は、地域で暮らす障がいのある方たちの働く場所を確保することを目的として設立された就労継続支援A型(雇用型)の施設です。
 運営方針は、“一般企業に近い福祉事業所” としてのサービス提供を行い、障がいのある方たちの人間性・社会性の向上を目指して支援しています。
就労時間は、9:30~14:30(昼休憩は11:45~12:30)。
午前:2時間15分、午後:2時間、合計:4時間15分/日の就労を行います。
 就労継続支援A型施設の工賃は、愛知県の最低賃金である955円/時間(令和4年1月現在)が保証されるため、[夢見草]において1か月で20日間就労した場合の月額工賃は、4,25時間×955円×20日=81,175円が基本給となります。

 仕事内容は、主に自動車部品の製造になります。
 ブレーキホース・クリップの製造作業では、3つの部品を順番に組付けていきます。黒色のゴム部品については細かなバリが付いているため、ゴムが裂けないようにきれいに取り除き、部品を整えてから取り付ける必要があります。
(写真1)

 自動車シート内部の部品を数える仕事では、プラスチックパーツの向きと上下を確認し、隙間を作らずに10個ずつ並べていきます。丁寧にかつ時間を意識しての作業が必要になります。(写真2)
 このような訓練を経て、[夢見草]からは、今年度 20人以上の利用者が一般企業へと就職されています。

 昼食については、弁当持参や外食など自由ですが、職場で弁当の注文(350円または430円)をすることもできます。(写真3)
 利用者の多くは自家用車を使って通勤していますが、送迎サービスとして、名古屋鉄道[宇頭駅]、または愛知環状鉄道[大門駅]からの往復送迎を無料で行っています。(自家用車やバス・鉄道等の交通費支給はありません)

就労継続支援B型

  NPO法人 愛ポート‘05
  住所:岡崎市竜美南4-11-12
  電話:0564-77-9035

 [ 愛ポート‘05 ]は、視覚障がい者の支援に特化した就労継続支援B型の福祉施設です。主に工業製品の生産活動を通じて、一般就労等への移行に向けての訓練を行っています。本校の卒業生もたくさん在籍しています。

 就業時間は10:00~15:00(昼休憩は12:00~13:00)の4時間。土日休業を基本としています。昼食は、外部の就労継続支援A型事業所が提供する弁当を400円で注文するか、各自で持参します。工賃は、欠勤なくフルタイムで出勤した場合は、約14,000円/月。(勤務時間、出勤日数によって異なります)

 活動は、工業製品の請負作業が中心ですが・・・
ティッシュケースカバーや写真立て、小物入れなどの自主製品も製造しています。(写真1)
現在の利用者は22名。最年少は21歳で、最高齢は73歳です。

 居住地域は、岡崎市、安城市、幸田町。それぞれの自宅から事業所まで送迎を行っています。

 [ 愛ポート‘05 ]を開設されたのは、本校卒業生の保護者:久保さん。(写真2)
将来的には、理療業としてのマッサージルームも運営したいとのことでした。

就労移行支援・就労継続支援B型

  障害者支援センター ハートビレッジ西尾
  住所:西尾市戸ヶ崎4-10-3
  電話:0563-65-3301
 
 高等部普通科生徒が、[産業現場等における実習]を行った施設の紹介です。
 ハートビレッジ西尾は、2019年4月1日に開所した比較的新しい 障がい者支援施設です。
 [就労継続支援B型]、[就労移行支援] 共に、このスケジュールで主に就業のための訓練を行います。
 西尾・岡崎・碧南方面への無料ルート送迎もあります。

 [就労継続支援B型]では、主に自動車部品の製造を行っています。ハーネスの組付け、プラスチック部品へのスポンジテープの貼り付け等の量産を行います。(写真1)
 部品をはめるだけの作業ではないので、位置を確認しながら調整して組み付ける力が必要になります。
 工賃は、時給250以上で、能力に応じて時給は変動します。
 [就労移行支援]は、2年以内に就職するための訓練として、部品の仕分け作業、自主製品の製作、ブロックを活用した手指の訓練、ビジネスマナー等の学習を行います。(写真2)
 必要に応じて、パソコン訓練なども行っています。(写真3)

 手順書に従って訓練を行います。就職するために、報告の訓練などもしっかり行っていました。
 工賃はなく、奨励通所金が4時間以上の訓練で、1日:500円が支給されます。

 昼食は、温かいお弁当が、補助により100円で提供されます。配膳準備も利用者の方たちで順番に行っています。 

 レモンハーブチキン弁当や酢豚弁当、ビーフストロガノフ、和風かつの卵とじ、カレイの甘酢あんかけ弁当など、毎日、10種類の中から好きなお弁当を選ぶことができます。
(写真4)

 [ハートビレッジ西尾]の利用については、最初に面談と施設見学を行い、その後、2日間程度の体験を行うなかで、視力、持続力、理解力などを確認します。適切であると判断されれば、1~2週間の[産業現場等における実習]を行います。
 
 最終的に、高等部3年時の[産業現場等における実習]を経て、卒業後の利用の可否が判断されます。

生活介護・就労継続支援B型

① 一般社団法人KOTONASU [コトナスキルト]
  福祉サービス提供内容:生活介護、就労継続支援B型
  住所:刈谷市神明町7丁目60番地 メゾン・ローズ103
  電話:0566-93-3113

 高等部普通科生徒が、[産業現場等における実習]を行った福祉施設の紹介です。
 コトナスキルトは、運営方針として「利用者の意思及び人格を尊重し、常に利用者の立場にたってサービスを提供する」ことを掲げています。
 
 「訓練内容」
生活介護:マンション駐車場の除草、清掃など
就労継続支援B型:パチンコ台の解体、封筒等の凸版印刷など

 「工賃・昼食など」
生活介護:利用者の作業内容により異なる
就労継続支援B型・・・5,000円/月 程度
昼食は300円で提供(刻み対応あり)
休日は日曜日、年末年始、お盆

 「送迎サービス」
生活介護:自宅までの送迎あり
就労継続支援B型:送迎なし(徒歩、巡回バス等を利用)

「朝礼」
9:30~9:45の時間帯で、一日の流れを確認します。(写真1)
利用者の実態に合わせて視覚支援もしっかりしていただけます。

 「作業」
就労継続支援B型での訓練の様子
パチンコ台を、電動ドライバーを使用して解体します。(写真2)
午前は9:45~11:15、午後は13:30~15:00のタイムスケジュールで作業に取り組みます。

② 社会福祉法人 岡崎市福祉事業団 [のぞみの家]
  福祉サービス提供内容:就労継続支援B型(定員35名)
             生活介護(定員25名)
  住所:岡崎市欠町字清水田6番地2
  電話:0564-25-9300

 中学部生徒が、[チャレンジ体験]を行った福祉施設の紹介です。
 のぞみの家 は、岡崎福祉の村にある多機能型の福祉施設で、同じ建物内で就労継続支援B型と生活介護の運営を行っています。普段はそれぞれ別の活動を行っていますが、必要に応じてB型利用者が生活介護のレクに参加したり、生活介護利用者がB型の仕事にチャレンジしたりするなど、お互いに交流を図る取組も行っています。

【就労継続支援B型】
 ・自動車関連部品の軽作業
 ・玩具花火作り(季節活動)
 ・提携企業での施設外就労
 ・清掃
●自動車関連部品の軽作業
 部品の方向を指先で確認しながら20個ずつ棒に通します。(写真1)
 7セット行った後に報告してチェックを受け、この作業を繰り返します。
 金属製やプラスチック製など、様々な材質や形状の自動車部品を、形や向きを確認しながらパレットにはめていきます。(写真2・3・4)
 委託作業については、企業に製品を納入することで工賃を得ることができます。
 指導員さんからの話をしっかり聞き、不良品を作らないように注意して取り組んでいます。

 就労継続支援B型は、簡単な作業が中心ですが、決められた時間 “継続して作業に取り組める力” が必要になります。
 工賃は、約12,000円~15,000円/月。利用者の就労時間に応じて均等に支給されます。

【生活介護】
 ・作業、創作活動(折り紙、カレンダー作り等)
 ・リハビリテーション活動(リトミック等)
 ・スポーツ活動(体操、歩行、スイミング等)
 ・レクリエーション活動(カラオケ、動物とのふれあい等)
 ・生活訓練(調理実習等)

 工賃は、参加日数に応じて半年毎に支給されます。
 食費提供:400円/1食(就労継続支援B型、生活介護共)
 休館日:土曜日、日曜日、年末年始
 送迎サービス:岡崎市内のルート送迎(距離に関係なく片道1回:50円) 
 ※現在は、送迎バスの定員状況により、希望しても乗車できない可能性があります。

③ NPO法人 ハートフルフレンズ・ハッピーハッピー
  サービス提供内容:就労継続支援B型(定員13名)、生活介護(定員7名)
  住所:岡崎市牧御堂町字水洗31-2
  電話:0564-58-4363

 高等部生徒が、[産業現場等における実習]を行った福祉施設の紹介です。
 ハートフルフレンズ・ハッピーハッピーは、手作りスイーツの製造販売、無農薬栽培での野菜や米作り、自主製品作り等を通して、障がい者の生活の質の向上と社会参加の促進を目指しています。
 就労継続支援B型、生活介護のサービス提供以外に、相談支援やグループホーム運営も行っています。

・歩行活動:視覚に障がいのある方が、就労継続支援B型、生活介護にそれぞれ1名ずつ在籍して活動しています。(写真1)
・ハイドロカルチャー作り:ガラス瓶などに入れて植物を栽培するための“粘土玉”を製作しています。(写真2)
・米袋へのラベル貼り:決められた位置に、丁寧に貼り付けていきます。(写真3)
・割織り:布を割いたものを織り込んで、コースターやタペストリーを作成しています。
(写真4) 

 クッキーやスイーツ作り~ 商品は施設内での販売の他、インターネットでも扱っています。また岡崎市の“ふるさと納税返礼品”としても登録されています。近いうちに、これらのスイーツを提供するカフェの運営も予定しています。
(写真5)

 作業活動以外にも、月に一度の季節行事や調理実習、体力作りなどの活動も行っています。活動を楽しむだけではなく、個々のできることを最大限に伸ばすため、1年後、3年後の成長を見通しての丁寧な支援を心がけているとのことです。

運営時間:月曜日~金曜日の9:30~15:30。
送迎サービス:送迎範囲は岡崎市内とし、走行距離によって算出した費用負担あり。
昼食:270円程度/1食 で提供。
工賃:個々の作業内容、作業量、出席日数により異なる。

④ 社会福祉法人あおい[ホームワーク板谷]
  住所:岡崎市板屋町37番地
  電話:0564-77-9347

 高等部普通科生徒が、産業現場等における実習を行った福祉施設の紹介です。
 ホームワーク板屋では、生活介護と就労継続支援B型のサービス提供を通して、“住み慣れた地域で自立した生活を送ることができるように利用者の個性や特徴を尊重した支援を行う”ことを目指して運用しています。

【定員】
生活介護:6名、就労継続支援B型:19名

【サービス提供時間】
月曜日~金曜日 午前9時~午後4時

【作業内容】
《受託事業》自動車部品の検品及び組付け、ダイレクトメール封入作業
      段ボールの組立て作業等(写真1)
《自主製品》ハンドメイド雑貨の製作・販売
《農作業、除草作業》無農薬野菜の栽培・加工・販売、草取り作業の請負

【工賃】
生活介護:月額0円~5,000円程度
就労継続支援B型:130円/時給、賞与あり 月額平均16,000円程度 

【食事】
弁当持参、または500円程度の注文宅配弁当

【送迎】
岡崎市の中心部については自宅からの無料送迎(送迎範囲は相談による)

【日程】

【生活介護】 【就労継続支援B型】
9:00 通所・バイタルチェック 通所
9:30 ラジオ体操・朝の会 ラジオ体操・朝の会
9:45 作業① 作業①
10:30 休憩 休憩
10:40 作業② 作業②
12:00 昼休憩 昼休憩
13:00 レクリエーション(調理実習・散歩等) 作業③
14:15 休憩
14:25 作業④
15:40 レクリエーション終了・掃除
15:45 作業終了・掃除
15:55 帰りの会 帰りの会
16:00 帰宅 帰宅

⑤ 社会福祉法人 愛恵協会 [愛恵ワークス]
  住所:岡崎市舞木町字小井沢4-1
  電話:0564-48-6511

 高等部普通科生徒が、産業現場等における実習を行った福祉施設の紹介です。
 愛恵協会は、「誰もが活き活きと安心して暮らすことのできるまちづくりの実現を目指して」という目標のもと、【生活保護部門】、【生活訓練部門】、【セルプ・生活介護部門】、【相談部門】、【幸田町事業部門】の5つの部門において、それぞれが協力体制を作り事業を運営しています。その中の【セルプ・生活介護部門】の障害福祉サービス事業の1つに、[愛恵ワークス]があります。

 愛恵ワークスでは、多機能型事業所として[就労継続支援B型] と[生活介護]を運用しています。
 就労継続支援B型は、1日:6時間の仕事として、近隣企業からの委託作業やポン菓子などの自主製品作りなどを行っています。
 また生活介護は、午前中の3時間はリサイクル等の軽作業を行い、午後は散歩や菓子作りなどのグループ活動に取り組んでいます。

 就労継続支援B型では、株式会社マキタからの委託作業として、電動釘打ち機用のロール釘1本1本にワッシャーを組み付ける作業を主に行っています。指先の感覚を使って取り組める簡単な作業が中心ですが、決められた時間「継続して仕事に取り組める力」が必要になります。(写真1)

サービス提供時間:月曜日から金曜日 9:00~16:00(休憩1時間)
利用定員:就労継続支援B型:20名、生活介護事業:20名
工賃:就労継続支援B型:時給140円×6時間/1日
   生活介護:時給40円×3時間/1日
食費:350円/1食
送迎サービス:岡崎市、幸田町内をルート送迎

生活介護

① OHANA(オハナ)
  サービス提供内容:生活介護
  住所:岡崎市鴨田町字山畔12-10
  電話:0564-28-7575

 高等部普通科生徒が、[産業現場等における実習]を行った福祉施設の紹介です。
 OHANAの運営方針として、「自分で出来ることを生かし、能力の最大限を維持する。」、「世界を広げ、出来る事をみつける。」ことを掲げ、視覚障がいがある方においても手厚い支援を通して作業やレクリエーション等の活動を行っています。

【日程】

9:00~ 健康チェック
9:40~ 朝の会
9:50~ ラジオ体操
10:00~11:00 作業(または入浴)
11:30~ 口腔体操
11:50~12:50 昼食
13:00~ 食器拭き
13:30~14:00 レクリエーション(または入浴)
14:00~ 体操・掃除
14:30~ 帰りの会

作業内容:割りばしの包装、味噌パックの梱包、空き缶洗浄
     ペットボトルのラベル剥がし等(写真1・2)
工賃:作業活動に参加した日数により個々に算出。
昼食:700円/1食。(ただし、施設内で食事を作っているため、食事提供体制
   加算(※)により、実費負担は350~400円程度。刻み、ミキサー対
   応可。)
※食事提供体制加算とは、収入が一定額以下の利用者の食事代について、人件費相当分を公費で負担し、食材料費のみの負担に軽減させる助成制度。

送迎サービス:自宅送迎可。岡崎市内であれば送迎料金の負担なし。ただし送迎範囲は相談による。
定休日:土曜日、日曜日

② 特定非営利活動法人 [生活支援センターくるくる]
  サービス提供内容:生活介護
  (就労継続支援B型 [みらくる] と同じ建物内で活動) 
  住所:刈谷市大正町2丁目109番地1
  電話:0566-70-9610

 高等部普通科生徒が、[産業現場等における実習]を行った福祉施設の紹介です。
 生活支援センターくるくるは、「やりがいや達成感のある毎日を送ることができる」、また「自立した日常生活や社会生活を営むことができる」ことを目標として、特に地域との結びつきを大切にした活動を行っています。

活動内容:企業からの委託作業、公園の清掃、レクリエーション活動
     創作活動、外食イベント(1回/月)
工賃:活動した時間により、数百~五千円/月 程度
昼食:312円/1食。刻み対応可、ミキサー対応無し。
   自宅からとろみ剤を持参しての対応は可。
送迎サービス:自宅送迎可
     (施設から7km以上離れている場合はルート送迎になる場合がある)
定休日:土曜日、日曜日

③ 障害者支援センター ひかりの丘
  サービス提供内容:生活介護
  住所:豊田市宝町玉泉102-7
  電話:0565-24-2940

 高等部普通科生徒が、[産業現場等における実習]を行った福祉施設の紹介です。
 ひかりの丘は、障がいのある方が地域社会で安心して生活が送られるよう、在宅サービスの拠点として設立された複合施設です。生活介護、福祉ホーム、ホームヘルプ、日中短期入所等の福祉サービスに加え、相談支援事業所が入り、利用者の日常生活、地域生活を総合的にサポートしています。

活動内容:作業活動、創作活動、運動、散歩、入浴等
     個々のプログラムに沿った活動を行います。(写真1・2・3)
活動時間:10:00~16:00
工賃:なし
昼食:事業所内で調理している温かい食事が、1食:690円で提供されます。
   なお、食事提供体制加算(※)対象者の場合は、補助により390円に減
   額されます。
(※)食事提供体制加算とは:収入が一定額以下の利用者の食事代について、調
   理担当者の人件費相当分を公費で負担し、食材料費のみに軽減させるも
   の。事業所内で調理しない配達弁当等には補助が適用されません。
送迎サービス:自宅送迎可(片道30分程度まで)。
       リフト付き送迎車もあります。
定員:30名
定休日:土曜日、日曜日

④ 一般社団法人 [Re Smile(りすまいる)]
  サービス提供内容:生活介護
  住所:豊田市扶桑町7丁目19-6
  電話:0565-85-0177

 高等部普通科生徒が、[産業現場等における実習]を行った福祉施設の紹介です。
 Re Smile は、医療的ケアに対応できる看護師が常駐し、理学療法士・作業療法士・言語聴覚士が在籍する生活介護施設です。

 「すべての人に最高の笑顔を」の言葉を理念とし、マンツーマンのリハビリや、各種活動・食事・入浴などの生活支援を、ゆったりした空間の中で行っています。(写真1・2)

活動内容:音楽活動、創作活動、余暇活動(写真3)
活動時間:平日 10:00~16:00
昼食:刻み対応した弁当を提供 1食:460円
送迎サービス:基本的に自宅送迎可(場所や距離による)
工賃:なし

⑤ 株式会社 恵 [リル岡崎美合]
  福祉サービス提供内容:生活介護
  住所:岡崎市美合町字五反田5-8
  電話:0564-64-1302

 高等部普通科生徒が、[産業現場等における実習]を行った福祉施設の紹介です。
 リル岡崎美合は、生活の中で必要とするスキルを訓練によって向上支援する取組を行っている施設です。
 
 企業からの委託作業や個別課題、利用者同士のレクリエーションなどに取り組んでいます。
 自動車部品を数える作業では、それぞれの利用者の実態や 得意とする方法で支援しています。(写真1・2)
 個別課題では、洗濯ばさみ等を利用して、手や指の巧緻性を高める取り組みを行っています。(写真3)
 利用者に合わせた個別課題グッズ。レクリエーションにも活用しています。(写真4・5)

 これらの取り組みは、生活の質の向上や 日々の達成感につなげることも目的としています。

サービス提供時間は、9:30~16:30(休日:土・日曜日、年末年始)
工賃:1日:10円。1か月皆勤で+500円/月
   (利用者の作業量によって加算があります)
送迎サービス:岡崎市と幸田町内であれば自宅までの送迎を行っています。
昼食:350円または400円の弁当を提供しています。
   (おかずは事業所内で刻み対応可能です)

[リル岡崎美合]は、グループホーム[ふわふわ岡崎美合]と隣接しています。(写真6)
自立を促進する支援を共同でも行っています。

グループホーム

グループホームとは・・・世話人などに生活や健康管理面でのサポートを受けながら、共同生活を営む住宅のことです。マンションやアパート、専用施設、戸建てなどの住宅を利用し、社会福祉法人、NPO法人、医療法人、株式会社などが設置しています。(入所施設とは異なるサービス形態になります)

① 日中サービス支援型グループホーム [MGスタイル井田]
  住所:岡崎市井田町字4-130-2 
  電話:0564-77-9031

 MGスタイル井田では、全盲など 障害に対する支援度の高い方(障害支援区分4~6)のみを対象とした24時間対応のグループホームです。そのため、施設内に常駐している支援スタッフの数が多く、手厚い支援を受けられることが大きな特徴です。病院との連携も強化し、看護師を中心に医療ケアも行っています。

 日中サービス支援型”という名称のとおり、日中活動において、外部の生活介護施設や就労継続支援B型施設等の利用をする以外にも、必要に応じて同施設内での活動を行うことができます。
 MGスタイル井田は、利用定員40名+短期入所2名の大型グループホームです。

利用料金は月額:66,000円となり、その内訳は~
家賃:36,000円
食事代:25,000円
水道光熱費:12,000円
日用品:3,000円
市町村の家賃補助:-10,000円 となります。

・入居する部屋はすべて個室になっており、室内では静かな環境で過ごすことができます。(写真1・2)
・安心して生活できるように、防犯カメラも整備されています。(写真3)
・浴室はリフト浴も整備するなど、下肢に障がいのある方でも安全に入浴することができます。(写真4)
・共同スペースでは、食事を摂る他にも、支援スタッフや入居者同士のかかわりを楽しむことができます。(写真5)

② 障がい者グループホーム Kukka(クッカ)岡崎伊賀棟
  住所:岡崎市伊賀町愛宕下36-1
  電話:0563-75-3300

 Kukkaは、様々な障がいのある方が共同で動物と一緒に暮らすことで、心の安定や生活の質を高められる場づくりを目指しています。(現在、岡崎市・幸田町に5棟を運営しています)

  岡崎伊賀棟は、隣接する一軒家を2棟借り上げてサービス提供している、定員7名の男性専用のグループホームです。玄関に入ると、最初にトイプードルが出迎えてくれます。
(写真1)

一人一部屋を使用します。部屋によって月毎の利用料は異なり、(写真2)
家賃:32,000円~48,000円
   (特定障害者給付10,000円の助成を含まず) 
水道光熱費:12,000円
日用品購入費:3,000円
食費:(朝食)350円×30日=10,500円
   (夕食)500円×30日=15,000円

[食堂](写真3)
 スタッフ手作りの食事を、利用者の生活リズムに合わせて提供しています。
 片付けや皿洗いは利用者自身が行います。また掃除の仕方や ごみの出し方など、一人暮らしに向けて必要な生活力が身に付けられるように支援しています。

[ユニットバス](写真4)
 家全体が、階段や段差の多い構造のため、弱視の方向けのグループホームになります。

入居者とスタッフのスケジュール表(写真5)
1泊:3,000円(朝夕食費、水光熱費、日用品費を含む)で体験入所もできます。
なお、12月24日(金)の冬季施設見学会で、Kukka岡崎伊賀棟を実際に見学することができます。関心のある方は、ぜひご参加ください。

③ 株式会社 恵 [グループホーム ふわふわ岡崎美合]
  住所:岡崎市美合町字五反田5-1
  電話:0564-58-8211 

 ふわふわ岡崎美合 は、名古屋市を中心に福祉施設を展開する <株式会社 恵> が運営するグループホームです。
 株式会社 恵は、令和4年3月現在、132棟のグループホーム運営の他、生活介護、就労継続支援B型、相談支援事業等、総合的な支援活動によって、障がい者の自立を支えています。

利用定員:男性20名、女性10名。
利用料金:66,000円/月
     家賃36,000円
     光熱費12,000円
     食費25,000円
     日常品3,000円
     家賃補助-10,000円

支援員数:利用者5名に対し1名の割合で配置。利用者の少ない日中は2~3名、夜間は6名を基本とし、2時間おきに部屋の巡視を行っています。
 朝夕の食事は、施設内のキッチンで支援員がすべて手作りで提供しています。利用者の希望を聞いてメニューに取り入れることも行っています。(写真1)
 朝食は6:00、夕食は18:00からを基本としていますが、多少の時間を変更することは可能です。
 入浴時間は、利用者の希望を聞いたうえで、夕食前と夕食後に分けています。(写真2)
 日中活動は、同施設内での活動の他、外部の生活介護、就労継続支援A型、B型利用など様々です。

 各事業所からグループホームに帰ってきた後は、大きな制限はなく、外出も自由です。一人での外出が不安な方は、休日にスターバックスやイオンタウン等に支援員が付き添って出かけています。
 なお、土・日曜日は、自宅に帰ることも可能です。
(現在の利用者の自宅は、岡崎市の他、豊川市、高浜市、安城市など)

福祉ホーム

名古屋ライトハウス 光和寮福祉ホーム [かわな]、[やすだ]
住所:名古屋市昭和区川名本町1-2 [かわな]
   名古屋市昭和区川名町1-5 [やすだ]
電話:052-751-1268(代表)

 名古屋ライトハウスは、視覚障がい者の支援に力を入れている社会福祉法人です。名古屋市内7拠点45事業所で視覚障がい福祉を中心とした多様な事業を展開しています。
 福祉ホームはその1つ。地域で自立生活を目指している障がい者に低額な料金で居室や生活にかかわる設備を提供し、地域への移行を支援しています。(グループホームとは異なる福祉制度で運用しています)

光和寮 福祉ホーム [かわな]
 トイレ・バス付きの1D(世帯用は2DK)の居室を提供しています。公営住宅等の情報提供やヘルパー利用の調整などを通じ、おおむね3年後に公営・民間住宅への移行を目指すための支援をしています。

定員:15名(単身用13部屋・世帯用1部屋)
食事:自炊
トイレ、バス:居室内
利用料金:利用料7,500円(就職者は15,000円)+共益費5,000円+光熱水費[個人
     契約により実費]+食費[実費]

光和寮 福祉ホーム [やすだ]
 [かわな]と比較して、より生活支援が必要な方を対象とし、専属職員が丁寧な支援を行いながら地域移行を目指しています。食事は3食提供できる体制をとっています。

定員:11名(個室9部屋 2人部屋1部屋)
食事:食堂にて提供
トイレ、バス:共同
利用料金:利用料7,500円+光熱水費10,000円+共益費5,000円+食費40,780円=
     63,280円

 いずれの施設も、【明るく楽しく、笑い声が絶えない環境であること】、【働くこと、生活することを通じて喜びを分かち合える仲間が集まるところであること】、【地域の方々と自然に交流し、開放された施設であること】を、目指す使命として支援に取り組んでいるとのことです。