高等部

高等部

目指す生徒像

普通科:社会の中で適切な支援を受け自立した生活が送れる生徒
保理科・専攻科:自分の将来の姿をイメージしそれに向けて努力できる生徒

 高等部では個々の実態に合った社会的自立を目標とし、「社会で活躍できる生徒」の育成を目指します。「社会で活躍」とは「働いて稼ぐ」「誰かの役に立つ」だけでなく、周りの人と関わりながら生き生きと自分らしく充実した生活を送るということです。そのためには具体的な将来像を描きながら自己の課題に日々取り組むことが大切であると考えます。

普通科

 高等学校普通科に準ずる学習を行うコースと、作業学習や自立活動を中心とした学習を行うコースがあります。生徒一人一人に応じた指導により、基礎学力、応用力、創造力を高め、障害に負けない強い意志と自立の心を育てるよう努めています。また、日常生活や学習活動での困難を克服するための一助として情報機器等の活用についての指導も行っています。
 卒業後は、盲学校の(本校を含む)理療科や大学などへの進学、あるいは、一般企業に就職したり、障害者支援施設等を利用したりします。

保健理療科・専攻科理療科

 保健理療科は、盲学校中学部、または中学校卒業者を対象に、高等学校普通教育及びあん摩・マッサージ・指圧に関する専門教育を行います。
 3年間の課程を修了すると、高等学校卒業資格とあん摩・マッサージ・指圧師になるための国家試験の受験資格が得られます。国家試験に合格した人たちは、治療院や病院に就職したり開業したりします。

 専攻科理療科は、盲学校高等部、または高等学校卒業以上の人を対象とし、あん摩・マッサージ・指圧、はり、きゅうに関する専門教育を行います。この学科では臨床医学の基礎的・基本的知識に精通し、確かな技術を身に付けて、国民の健康の保持増進や疾病の治療に寄与する能力と態度を備えた職業人の育成を目指します。
 3年間の課程を修了すると、あん摩・マッサージ・指圧師、はり師、きゅう師になるための国家試験の受験資格が得られます。国家試験に合格した人たちは、治療院や病院に就職したり開業したりします。

行事予定

交流および共同学習

進路